こんにちは!
早速ですが皆さんクロモジってご存知ですか?
旅行先でクロモジを使ったソフトクリームを食べる機会があって、食べてみたらなんとも言えない味のソフトクリームでした。(漢方好きな人は多分好き)
ということで今回はクロモジというハーブについてご紹介していきます!
クロモジってなに?
クロモジはクスノキ科の植物です。
その名前の由来は幹や枝に黒い斑点があることからそのまま「黒文字」となったそうですよ。
昔は爪楊枝としてよく使われていたそう。
ちなみに今の爪楊枝は白樺が一般的です。
幹と枝を乾燥させたものは生薬のウショウと呼ばれるものになります。
この「ウショウ」という生薬は、あの有名な薬用養命酒にも入っています。
香木として有名で、精油はとてもいい香りがします。アロマオイルとして使用できます。

↑クロモジの葉と実です。
秋頃には実は黒っぽくなります。
もしかしたら目にしたことがあるかもしれませんね。私もこんな感じの木を見たことがあります。(クロモジじゃないかもしれないけど。。。笑)
関東より西側の場所なら分布しているそうです。
効果
私が旅行先で出会ったクロモジはソフトクリームやお茶にされていました。
ですが先ほども述べたように、精油や入浴剤としてもいろいろと効果を発揮してくれます。
まず、抗菌・消炎作用。胃腸も整えてくれます。
また、内臓だけでなく皮膚にも良い効果をもたらしますので、枝や葉をそのまま入浴剤にしてもOK。
体を温める効果があるので、腰痛やリウマチにも効果があると言われていますし、皮膚のただれにも良いとされています。
アロマとしてはリラックス効果や気持ちを抑えてくれる効果があります。
ローズウッドにも似た香りがします。
ハーブは草だけじゃない
今回はクロモジという木についてご紹介しました。
今までは木というよりは草のハーブのご紹介が多かったので木については新鮮な感じがしました。
それでいうとヒノキなどもハーブに入るということになりますね。
ハーブの定義は「香りがして、役にたつ植物」ですので、木も立派なハーブです!
日本にはいっぱい天然にハーブが転がっていますので、森林浴=ハーブ浴とも言えるでしょう。
紅葉のシーズンはぜひ山や森など草木の多い場所にお出かけして、体いっぱいにハーブを浴びてみてください♪
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